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鎌倉 その2  2009/04/01

そんなわけで銭洗い弁天から出てきた自分が次に向かったのは鎌倉の大仏。
またしても徒歩で向かうことになるのですが、ウグイスが鳴いていたり、ポツポツと咲き始めた桜を眺めたり、ブラブラ歩くのも結構良いもんですね。
日が出てきたらちょうど良い暖かさで、邪魔になる上着を置いて家を出てきたのは正解でした。

そんな穏やか陽気の中を歩き、いよいよ鎌倉名物の大仏に到着。
200円の入場料を払って中に入るとそこで大仏とご対面。



おお、まさに大仏!!
鎌倉の大仏そのものは写真や映像で何度もも見てますが、実際にその場で見るとやはり「おおっ」と声が漏れちゃいますね。

しかし、この大仏を中学時代に見たかと言われると、「んー」となってしまいます。
鎌倉の遠足で大仏を見ずに帰るなんてありえないし、絶対来てるはずなんですけど、なんか見た記憶がないんですよねぇ…
なんなんだ、俺の記憶はそこまでテキトーなのか!?

なんて思ったりもしましたが、実は大仏を見るために買う入場券の方には見覚えがあったりして。



この縦長の入場券をジッと手に持っていると、中学時代にもコレを手にしたような気がしてきます。
本物の大仏は記憶に残ってないくせに、どうしてこの入場券の方だけ覚えてるんだよ、俺…

しかし大仏のことを覚えてるかどうかは別として、ここで大仏以上に気になったのはこちら。



リス!!
鎌倉はタイワンリスが野生化して問題になってるとは聞いてましたが、ホントにいるんですね。
大仏の裏手の木が多い場所に行くとリスがいっぱいなんですもん。

観光客にエサを貰い慣れてるのか近づいても逃げないし、というか、エサを貰えると思ったリスが向こうから寄ってきます。
まあ、エサが無いとわかると木に登ってっちゃいますが、とにかくリスだらけ。
アメリカアカリス、ハイイロリス、シマリス、キタリス、ニホンリス辺りは動物園で見たけど、タイワンリスを見るのは初めて。
結構大きなリスでフサフサの尻尾が可愛いです。
外来種の問題は頭の痛いところですが、すぐ目の前でリスの様子を眺めてみる機会はそうそうないので、思わずリスの近くで長いこと観察しちゃいました。

正直、大仏を見てるよりリスを眺めてる時間の方が長かったり…
何をしに行ったんだ、俺は。

まあそれはともかく、大仏もとりあえず見たので今度は海岸に行ってみることにしました。
この辺りは海のそばなので、少し歩くと由比ガ浜の海岸に出られます。
確かね、遠足の時にこの海岸を歩いた気がするんです。

というわけで、歩きっぱなしで徐々に疲れてきた体を引きずるようにして海岸へ。



おおっ、砂浜だ!!
画像一枚じゃピンとこないかもしれませんが、右を見ても左を見ても遠くの岩山まで長い砂浜が広がってます。
広い空と遠くに見える水平線、かなりの開放感です。
海無し県の埼玉に住んでて、葛西臨海公園とお台場の人工海岸くらいしか見る機会のない自分にはずーっと続く長い砂浜は衝撃的。
潮の香りと波の音が気持ち良いです。
いやホント、砂浜に「スキ」って書いてしまいたいほどの勢いでテンションが上がってきました。

ああ、そういえば中学の遠足の時もこの長く広がった砂浜に心が躍った記憶があるような…
打ち寄せる波を横目に、砂に足を取られながらしばらく海岸線を歩いたっけ。
たしか男女混合の班で誰かと一緒だったよなぁ…
えーと、あの女子は誰だっけ…
んー、何か甘酸っぱい思い出が蘇ってきそうなんだけど、あと少しのとこで思い出せん。
ああ、もどかしい…

しかし実際にこみ上げてきたのは甘くない単なる「酸っぱいもの」。
ずっと歩きっぱなしだったせいか、いいかげん気持ち悪くなってきたぞ…


というわけで、鎌倉の旅はひとまず終了。
あちこち回ってみましたが、やっぱりほとんど覚えてませんね。
断片的に「見たことある」ってのがあっても、実際の記憶かどうかもあやふやなレベルだし…
まあ20年も前の出来事となるとそんなもんなんですかね…

しかし今回鎌倉に行ってみて、思ったよりも面白い場所だったのは確か。
今度は20年なんて間隔を空けず、もっと近いうちにまた行ってみようかなぁ、なんて思ったりしてます。


で、鎌倉観光も済んだことだしそろそろ帰ろうか、と言いたいところですが…
高い交通費を払ったのにこのまま帰るのは勿体無い!!
まだ時間もあるし、せっかくなので江ノ島にも行ってみよう!!
江ノ島には一度も行ったことがありませんが、鎌倉からなら江ノ電に乗ってすぐの場所。
帰りは大船行きのモノレールもあるし、こりゃ行っておかなきゃ損だろう。

そんなわけで、この後は江ノ島へ突撃です。


江ノ島編


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